Voiceオーナーさまの声

地元で建設業の会社を経営しているのですが、将来の相続や承継を考えたときにさらなる収益源をつくりたいと思い、本業以外での資産形成への意識が高まったのがはじまりです。

私の中で安定した収入をつくるには不動産投資は一番の選択肢で、なかでも賃貸住宅は比較的手が届きやすく、承継しやすい資産だと考えていました。

子どもの頃から住み続けている地元でアパートなどの中古物件を購入して、賃貸住宅経営をスタートさせました。

不動産会社で働いている知人に「賃貸住宅で資産運用をしていきたい」と相談したところ、紹介してくれたのがセレさんであり、吉田さんでした。
知人が勤める会社もセレさんで複数棟を建てた経験があり、私の希望をセレさんなら必ず応えてくれると思ったようです。

吉田さんと最初に会ったのは東日本大震災のあとで、私自身、支援物資を運んだり建設業の強みを活かしながらボランティアをしていましたが、セレさんでも「絆甲子園」という復興支援の活動をされていると聞きました。
想いや理念の部分で共感するものも多く、セレさんへの信頼が深まっていきましたね。

１棟目は、土地購入からのアパート建築でした。いくつか物件を所有していましたが、不動産を増やしていきたいと考えていたなか、吉田さんが「手持ちではなく、別のところを耕して新たな種を植えていきましょう」と、これまでと違う方向性を提示してくれました。

新築アパートは初めてでしたが、セレさんのショールームで空間設計を目にして、平面だけでなく縦にも使うといった機能的な発想に感銘を受けました。
勉強になった部分も多々あり、説明を受けるうちセレさんに対して自然と安心感も強まっていきました。

初めてのことも多く、不安はかなりあったと思います。単純に新築の提案や商品の紹介をするのではなく、実物を見せつつその基礎となる考え方を伝えたり、先々の収益など経営的視点に立ってご説明することで不安払拭の一助になればと考えました。

立地や交通の便を考慮すると、大学生や単身者の住居需要が高い地域なので、若い人たちが住みたいと思うアパートにはセレさんの空間設計がマッチするだろうと。
若者がこだわる暮らしに合う「Feel Type」と「Fusion Type」の空間デザインはもとより、セレさんの建物はオートロックなどセキュリティ面もしっかりと配慮されている印象を持っていました。

将来、子どもたちへの収益物件の承継を目的に、事務所（移転）を賃貸住宅に建て替えました。
近隣は郊外の古い住宅街ということもあり、２棟目を見た近所の方から「街が明るくなった」と言っていただきました。景観づくりという点では、地域への貢献につながったと感じています。

外観のデザインは、１棟目も２棟目も妻のアイデアとセンスがベースになっています。

個性ある建物にするのが一番の希望でした。軒天ひとつとっても、よくある白ではなく全体の統一を考えて色を採り入れています。いただいた資料に手作業で色を塗って、パターンのバリエーションも作って吉田さんに提案しました。

色の組み合わせは特にこだわりをお持ちでしたので、選択肢に限りがあるなかでも、サイディングを含めて奥様の想いに応えられるよう、提案を繰り返しながらご満足いただける仕上がりを目指しました。

賃貸住宅経営では“駅近”がアドバンテージになりますが、郊外型だと自動車を使う環境を意識することも大事になってきます。土地に余裕があったので、吉田さんと話し合いを重ねて、駐車場を併用した賃貸経営がベストだろうという結論に至りました。

同時に、電気自動車の充電ステーションやレンタルバイクガレージの設置など、先の経営を見据えた“将来の可能性の余地”を置きながら、H様とさまざまなアイデアを出していきました。

１棟目はほぼ満室の状態が続いています。外観や空間設計のほか、セレさんから相場や市況を踏まえた賃料設定を適宜ご提案いただき、いろいろな面で若者のニーズに応えられている結果だと実感しています。

２棟目は一括借上契約にして、セレさんに管理や運営すべてをお任せしている状態です。順調と聞いていますので、大船に乗った気持ちでいます（笑）

吉田さんを紹介されたとき、実直で正直な方だと思ったのを覚えています。その印象は、ずっと変わりません。
今でも常に誠実で、経年劣化による損傷が生じたときも、丁寧に取り計らって満足のいく対応をしていただきました。

賃貸住宅経営を行うにあたって、資金面でのアドバイスだけではなく、建物のデザインやスタイル、機能性といった不動産関連のトレンド、あるいは資産価値に関することなど多岐にわたって情報をご教示いただきたいです。

これからも、私たちがよりよい進路に舵を切れるような存在でいてほしいと思います。

何もなかったところに、自分の想いが反映されたものが建つ。それが、地域の人が好意的に思ってくれるものであるとなおさら嬉しいことです。賃貸住宅の建築・経営を通して、地域に還元できる喜びを感じています。
また建物のデザインを見て、人が喜んでくれたときは、妻と協力しながら“夫婦でつくった”アパートだと再認識する瞬間でもありますね。